YOGAコラム

後遺症の一番の辛さは自分の心

人はみんな、
自分の嫌いなところ、
変わりたいところがあっても、
なかなか変われない自分がいて、
もがき悩む時ありますよね。

思うようにできない自分って嫌だし、見たくないです。

さらに追い討ちをかけるように、
自分の気にしている所を
他人から変だと指摘されたり、
あなたのそういう所、直した方がいいよ。とみんなから注意されたりすると、

グサッときたり、ムカっときたり、
落ち込んだりと、
これまたさらにツラいものです。

リハビリは、そんな状況と似ていているなと思いました。

バリバリの仕事人間で、完璧主義で、
プライドがある人が、

ある日突然、
認めたくない、見たくもない自分に
なっていることを実感し、
みんなから1日中自分の欠点を
指摘され続けるという、
精神的にとてもツラい作業だと思いました。

真面目な人ほど、
「こんな自分は許せない!」
「もっとできるはずだ!」
「なんでできないんだ!」
「できない分を埋めるためには
もっともっと人の何倍もがんばらなければ!!」

と自分を否定し、追い込みます。

歯をくいしばって力み、焦り、
がむしゃら過ぎて逆に空回り。

気持ちは嵐のように渦巻いて、
イライラしたり、
途方に暮れて落ち込んだり、
不安で眠れなかったり。

最後は体も心も疲れてしまいます。

でも、取り乱したら負けです。

取り乱してしまうと、
余計に力みや焦りが生まれて、
そわそわ落ち着かなくて集中できず、
目の前のことが手につかなくなってしまいます。

目の前のことが手につかないのでは、
一歩も前に進めない。

前に進むためには、

「今のありのままの自分を受け入れ、気持ちを落ち着かせ、
今自分ができることを、しっかり
こつこつしていく」
しかありません。

この「ありのままを受け入れる」は、
ヨガの核の部分です。

できないことだらけだけど、
今の自分はこうなんだ。

今はこんな自分だけど、

認めてあげよう。

受け入れてあげよう。

許してあげよう。

自分を許してあげると、

心が落ち着いて楽になる。

表情も穏やかになる。

呼吸が楽になる。

肩の力が抜けて余裕がうまれる。

いろんな立場や角度から物事を考える余裕もでてくる。

物事のとらえ方や考え方が変わっていく。

繰り返しの訓練で、
悪い思考の癖から早く抜け出す力がついていきます。

世の中、いいことばかりじゃない。
つらいことは必ず何度もやってくる。

けれど、
常に不動の精神を持っている人は、
ほとんどいないのではないでしょうか。

タフなメンタルの人というのは、
思考の切り替えがうまく、
ぐらついた気持ちを立て直すのが早い人だと思います。

医者から、記憶障害や知的障害があることを言われ、
また今回もすごい衝撃でグラっ!と倒れそうになりますが、(もう何回この衝撃を受けたことでしょう)

でも、そのたびに気持ちを切り替え、
まっ!
イヤだと思っても今はそうなんだから
しょうがないや!
もう、なるようになるしかない!

と、腹をくくります。

一度、腹をくくってしまうと、
状況は全く変わらないのに、
心はすご~く穏やかで平和!

私が笑顔であっけらかんと過ごしてるので、
子供達もみんな朗らかで明るい!
それがまた主人や私の気持ちを安定させます。

先日、リハビリスタッフの方から、

「最近、ご主人のお顔の表情が柔らかくなってきて、
ピンッ!と張り詰めたような緊迫した雰囲気から、とても穏やかな雰囲気になられました。
できない事を笑いに変えたり、
よく冗談を言われるようになってきて」という言葉を聞いた時に、

おっ!
これからもっとうまくいく!!
と思いました。

不意にいろんな不安にかられるだろうけど、
そんな時こそ家族で一緒に笑おう!

家族みんなで笑ってたら、
きっと なんとかなるさ~~