数ヵ月前からピラティスを勉強中です。
ピラティスをご存じない方に、ちょっと今回は詳しく説明しますね。
ピラティスは、考案者のジョセフ・ピラティス氏の名前からつけられています。
彼は体が弱かったことと、
父がスポーツ選手、母が自然療法師だったことから、健康な体作りに興味をもつようになりました。
彼は、解剖学、運動生理学、ヨガなど、様々な理論に基づいたピラティス・メソッドを考案し、
最初は第一次世界大戦の従軍看護師時代に、
ケガをした兵士のリハビリ指導として、このメソッドを利用していました。
戦後に、ピラティス氏がスタジオを開設したところ、
これまでにないメソッドと、その効果の評判がまたたく間に広がり、
ケガや故障などの多いダンスカンパニーやスポーツ業界、医療現場でも採用されるようになりました。
それが、1990年代にセレブや映画スターなどが取り入れたことで、
世界中の健康意識や美意識の高い人を中心に一気に浸透し、現在に至ります。
ピラティスの理論は次のとおりです。
「まず、体の不均衡な状態や弱点に自分自身で気が付くこと。
正しい位置(ニュートラル・ポジション)の状態を体に覚え込ませること。
なんとなく動かすのではなく、正しい動きを頭の中でイメージしながら自分の意思でコントロールしながら動かすこと。
その上で、弱点の部分はスローな動きで鍛え、使いすぎて疲労したり固まっているところは癒していきながら体を整え、心と体を改善していく」
というものです。
ピラティスの効果は以下の通り。
1、体の使い方が変わり、歪みが改善され美姿勢になる
2、しなやかな弾力性のある筋肉が、均等にきれいについて、引き締まったボディラインになる
3、柔軟性が高まり、ケガをしにくい体になる
4、筋肉の緊張をほぐし、肩凝りや腰痛を緩和する
5、呼吸が深まり、ストレスが解消する
6、便秘や生理痛、尿漏れなどの不調が改善する
などです。
ヨガが心で感じるエクササイズとしたら、
ピラティスは頭で考えるエクササイズであると言われています。
ただ、
頭で分かったとしても、
何十年もその使い方になってしまったものは、
悲しいかな、
なかなかそう正しく動いてくれないかもしれません(涙)
私も日々努力中です。
焦らず、の~んびり続けましょうね。
これからも、自分の学んだことは惜しみ無くレッスンを通して、みなさんに伝えていきたいと思っています。
きっと、知識が、効率よく動きや体を変えてくれるはずです。
みなさんの体ができるだけ早く変わってくれたらうれしいな(*^^*)