春の体調を整える　マクロビ料理教室しました！

昨日は、春の食材を使ったマクロビオティック料理教室をしました！

今回のテーマは、「デトックス」。

人間の体は、春になると、冬に溜め込んでいた悪いものを出そう出そうとする力が働き始め、湿疹、蕁麻疹など皮膚の症状が出やすくなります。
春の食べ物はこの毒素を排出させるために「苦い」のです。積極的に春にしか食べれない旬の物をとりましょう。

それにしても、今回もお肉や魚は一切使わず料理したのに、すごいボリューム！
いつも何作ろうかなぁとマンネリしているのに、野菜だけでこんなにいろんな料理ができるなんて感動です！

それから、食材、調味料がまたすごくて、見るだけで楽しい。
すべてこだわりの天然のいいもの。
やはり、調味料が大事で、同じように作っても、この奥深さ、本物の味は、安い添加物だらけの調味料では出せません。

ところで、今回の座学は添加物の話。

日本の食べ物は安心と思っていたけど、
実は添加物の規制が海外よりも異常に緩く、ドイツは１３種類しか添加物が許可されていないのに、日本は何百種類も許可されているそう。

おまけに、表示しないでいい抜け道の方法がたくさんあるので、加工されたのもには、おぞましい程の添加物が入っているそうです。

完全に排除するのは無理ですが、できるだけ素材の物を買って、自分で調理するだけでもかなり減らせます。
食べてしまった添加物は、免疫力やデトックスの力を強めて、自分の力で排出しましょう。

その免疫力やデトックスに深い関わりがあるのは腸です。

便秘など出す力がないと、悪いものがずっと溜まった状態です。

特に、大昔から日本人は農耕民族だったので、食物繊維たっぷりの食べ物を消化するために、腸がとても長く、食べ物が体にとどまっている時間が長いです。
それが、戦後の急激な肉食系の食事のせいで、体が退化してきて大腸がんなども増えています。

できるだけ、欧米系の食事、オカーサンハヤスメ食から、まごわやさしい食に切り替えましょう。

《オカーサンハヤスメ食》
オ・・・・オムライス
カー・・・カレーライス
サン・・・サンドイッチ
ハ・・・・ハンバーグ
ヤ・・・・ヤキソバ
ス・・・・スパゲティ
め・・・・目玉焼き

《まごはやさしい食》
ま・・・・豆
ご・・・ ・ごま
わ・・・・わかめ
や・・・・やさい
さ・・・・魚
し・・・・しいたけ類
い・・・・芋類
を使った日本食。

料理が、バランスいいのか悩むとき、まごはやさしいと呟きながら作ってみましょう。
栄養バランスの目安が簡単にできます。

【4月のメニュー】

でした。
ちなみに、写真の山盛りご飯は私のです(笑)

 

それでは、来月の料理教室のお知らせです。

6月は梅雨の時期。
この時期は、体に水が溜まりやすく、実は胃腸の調子が悪くなりがちです。
免疫力にとって、とても大事な胃腸の調子を整える料理をします。

料理教室は、ヨガの生徒さんじゃなくても全然大丈夫です。
マクロビオティックに興味のあるお友だちと一緒に、楽しくワイワイ作って食べましょう。

お楽しみに～