YOGAコラム

マクロビ料理教室~秋の体調をととのえる料理~

今日はまこ先生のマクロビ料理教室でした😍

またもや収支度外視の高級調味料のオンパレード!
まこ先生~🙈
気持ちは私もすごく分かりますが~(笑)

 

*今日は秋の体調をととのえる料理でした*

ちょっと先に、中医学的な秋の体調の説明をしますね。

秋は、肺を潤して、免疫力をアップさせ、美しい肌をつくる季節。

夏の疲れた肌や髪を潤してくれるのが、「肺」と「大腸」です。
秋になると肺と大腸が活発に働きだします。

でも、体を冷やしたり、乾燥した所で過ごしたり、無理をすると、、、、

肺と大腸がすぐに疲れて弱り、
免疫力が低下して、喉が痛くなったり、
咳がでるなどの呼吸器系のトラブルや、
皮膚や髪がかさかさに乾燥したり、
便秘がちになるなどの不調が起こりやすくなります。

このバリア機能が弱まったことにより、
関節が痛くなったり、
慢性的な病気も再発しやすくなります。

秋は、加湿器で湿度を保ち、急激な寒暖の差に対応できるように、羽織るものを用意するなどして気を付けて過ごしましょう。

ただし、過度な厚着はまだだめです。
汗ばんで逆に体を冷やします。
過保護になりすぎず、少し寒さを我慢するぐらいの方が肌を丈夫にし、冬の寒さに備えられます。

また、スポーツの秋といいますが、あまり激しい運動をして無理するのはかえって逆効果。

交感神経が過剰になり、免疫力を低下させます。

秋に体を疲れさせると、冬に風邪やインフルエンザなどの病気をしやすくなります。

秋は、夏の疲れをしっかりと取り、体を回復させることを一番意識しましょう。

上質な睡眠、
ストレスを溜め込まない、
体を冷やさない、
乾燥を防ぐ、
そして、善玉菌を増やすようにしましょう。

 

肺や大腸によい食べ物は、白い食材。

豆腐、山芋、れんこん、大根、ネギ、にんにく、しょうが、梨、ゆりね、白きくらげなどです。

次にやってくる冬に備えることが、秋の養生の基本です。

ということで、
今日は、肺を潤し、大腸を元気にして免疫力をアップさせるために、
秋にとった方がよい食材を使って料理をしました。

《大根と粉末高野豆腐のフリット》
大根はビタミンA 、C、ジアスターゼ、アミラーゼが含まれており、消化を助け、腸の働きを整えてくれます。高い解毒作用もあり、喉の痛みや咳にもよいです。

ついにでました!高野豆腐の粉末バージョン!
水も吸ってくれ、つなぎ代わりにバッチリ👌

《金糸瓜(そうめん瓜)とクコの実のサラダ》
金糸瓜は、コレステロールの酸化を抑制し、風邪予防によいです。
クコの実は、100種類のミネラル、ビタミンが含まれており、血圧、血糖の低下、血行改善、眼精疲労の回復、免疫機能調整があります。

そうめん瓜、初めて使った~!
本当に茹でたらそうめんみたいになるなんてびっくり!

《なすのステーキ、甘酒ソースかけ》
甘酒は飲む点滴と言われるほど、アミノ酸、ビタミン類、消化酵素、ブドウ糖を豊富に含む発酵食品です。腸にとてもよい。
なすには、血液循環を促進し、うっ血や痛みを改善する働きがあります。

コクのある甘酒ソースが何にでもあう!
ニンニクがいいパンチ出しててgood!

《モロヘイヤと里芋の茎のスープ》
モロヘイヤは、青菜の中でもずば抜けた栄養価があり、老化の原因である活性酸素の働きを抑えるカロチンの量は、野菜の中でトップクラスです。
なんとカロチンは、ほうれん草の5倍、ブロッコリーの20倍!
カルシウムは、ほうれん草の9倍、ブロッコリーの10倍です!

ネバネバ成分のムチンで、内臓の粘膜を保護し、消化不良や食欲不振を防いでくれます。

今が旬です!すぐに買いにいかねば💨

《黒豆と栗としょうがの炊き込みご飯》
黒豆は、体を温め「腎」「血」を補い、貧血や生理不順に作用してくれます。
黒豆は、悪玉コレステロールや中性脂肪の代謝を促したり、コレステロールの酸化を抑える抗酸化作用があります。

煎り黒豆、ふやかさずすぐに使えるから手軽です。

まだまだ、ほかにも沢山の料理が。
伝えきれない~💦

 

そして、楽しみのデザート。

豆腐のチョコレート風ムース、
豆乳のヨーグルト、
甘酒と豆乳ヨーグルトのラッシーの3品も最高でした!


そして、さらに今日は、まこ先生スペシャルブレンドの薬膳茶を皆さんに披露💕
効きそうです。

次回のヨガレッスンから、この薬膳茶をお出ししますね。お楽しみに~✋

《まこ先生のスペシャルブレンド✨
秋の調子を整えてくれる薬膳茶》

薬膳茶の中身の写真、上に載せてます。
中に含まれているものと、その効果をお知らせしますね。

『ヨクイニン』
美肌 シミ、ソバカス、肌荒れの改善
腸内環境の改善 むくみ解消 新陳代謝の促進

『黒豆』
アンチエイジング 美肌 美白 骨粗鬆症の予防 乳癌の予防 生理不順の緩和

『ケツメイシ』
眼精疲労や充血の解消 滋養強壮 胃弱改善 高血圧予防

『マイカイカ』
気の巡りを良くする 血液循環を良くする 胃弱改善 胃痛に効果あり 気分の安定

『枸杞子(クコの実)』
冷え症改善 目の疲れ、かすみ目、老眼防止 滋養強壮 疲労回復 肝臓病予防 高血圧予防

『玄米』
*ダイエットによい。
玄米は食物繊維を豊富に含んでいて、しかも、ビタミンB群やビタミンEも多く含んでいる。
食物繊維は便秘によいですし、ビタミンB群やビタミンEは新陳代謝を活発にしてくれます。

また、茶葉からの成分に含まれるカテキンが腸内の悪玉菌を減らし、腸のぜん動運動を活発にするので、その点でも、便秘改善に効果が期待できます。
カテキンはさらに、コレステロールの増加を防ぎ、体脂肪を減少させる働きもあるとされていますので、玄米茶はダイエット中に飲むのにむいていると言ってよいでしょう。

*アンチエイジングによい

玄米のもつビタミンEや、茶葉からの成分がもつカテキンを含むタンニン(ポリフェノールの一種)は、動脈硬化や老化の原因となる活性酸素を抑える抗酸化作用があり、老化防止、アンチエイジングによいです。

*イライラやストレスによい

ギャバ(GABA)というアミノ酸の一種が、脳内の興奮を鎮める手助けをしてくれます。(α波という、脳がリラックスしている時に出す脳波を増やす作用をもっていると言われています。)

テアニンという成分も、興奮を鎮めて緊張を和らげ、心身をリラックスさせる作用があります。記憶力や集中力を高める効果も期待できると言われています。

*生活習慣病予防によい

ガンマオリザノールなどが、コレステロールや中性脂肪の値を下げる働きをするので、肥満、糖尿病、動脈硬化の改善が期待できると言われています。

カテキンがコレステロールの吸収を妨げる効果もあるので、肥満改善の手助けも期待できます。

ギャバに血圧降下作用があるので、脳卒中の予防によいとも言われています。

 

は~💨結局またもや長くなりました~f(^^;)

お待たせです。
次回のマクロビ料理教室のお知らせで~す。

マクロビオティック料理教室

秋の乾燥に負けない!
バリア機能を高める美肌✨になる料理

スイーツ&秋の薬膳茶つき

 

日時 10月29日(木)10時30分~15時
講師 村岡真紀子先生
参加費 3,000円 満員 キャンセル待ち3人
持ってくるもの エプロン、三角巾、ハンドタオル、お持ち帰り用の容器(小サイズが何個かあったら汁気が混じらず持ち帰りやすいです)

お早めにどうぞ~