みなさん、忙しい日々の生活の中で、
あれこれと悩みをかかえていたり、
心も体もいっぱいいっぱいで、
気持ちはヨガするどころじゃないのに、
一生懸命なんとか這いずるようにヨガに来る日もあるんではないでしょうか?
その気持ち、わかりますよ(*^^*)
でも、不思議とヨガをした後は、
なんでか分からないけどストンと力が抜け、すっきりしていて、
さっきまでもやもやしていた悩みも、
ま、いっか~!と小さいことに思えるような感覚を味わったことはありませんか?
それは、なぜでしょう?
ヨガとは全く関係のない本の中、
心理学や自己啓発、哲学書など、
様々なジャンルの本の中に、その答えが同じように書かれています。
その中の一冊、自尊心の研究で有名なエッセイスト、心理学者のジェリー・ミンチントンの、50万部を突破したベスト&ロングセラーの著書「うまくいっている人の考え方」の文章をご紹介します。
【うまくいく考え方
その74】
~心の中に静かな場所を見つけよう~
現代人はテンポの速い世の中に生きています。
人々は あわただしく 移動し、
多くの課題に忙殺されながら 日々を過ごしています。
そしてしばしば 不安や心配に悩まされます。
過密スケジュールの中でやすらぎを見いだせず、 精神的に疲れ果て 、フラストレーションがたまり、 ストレスをかかえこむ結果になるのは 当たり前の流れです。
安らぐためにテレビをみたり 、本や雑誌を読んだりしてみても、
それは時に、
改善されるどころか、事態は悪化することすらあります。
安らぎを見出すにはどうすればいいのでしょうか?
心の落ち着きを取り戻せる「静かな場所」を見つければいいのです。
静かな場所はあなたの心の中に存在します。
もし、あなたの心の中にその場所がまだ見つかっていないと思うのなら、
きっと今まで、自分の内面をゆっくり見つめたことがなかったからでしょう。
その場所を見つけるのは簡単です。
リラックスして椅子に座り、 目をとじましょう。
複雑なテクニックは入りません。
無理に静かにしなければと焦る必要もありません。
時間を気にしてもいけません。
何かが心の中に浮かんできた時は、
それについてあれこれと考えることはせず、
ただそれをぼんやりと見つめ、
ただそれが消えるのを待ちましょう。
また何かが浮かんできたら
同じように消えるのを待ちます。
それを繰り返すうちに、
いつの間にか無心の静かな状態になっていきます。
一度試してみれば、
人生の難題を解決するのに必要な
「心の平静を得る素晴らしい方法」であることが分かるはずです。
【うまくいく考え方 その74】
いつでもどこでも、心の中の静かな場所に行けば、今の問題の答えが必ず見つかる。
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いきなり目を閉じて何もかんがえないように、、、なんて、無理!ですよね。
でも、知らず知らず、実はヨガの時に、
みなさん毎回してるんですよ。
2,500年前に書かれた古典文献に、
『ヨガとは揺れ動く心を静めるためのものである』と書かれています。
不安や悩み、怒りや嫉妬、ねたみ。
本当は小さな不安や悩みのはずでも、
それを大きくしているのは、
実は自分の頭の中だったりします。
あれこれと自分の頭の中で勝手に妄想を膨らませ、心配し、どんどんネガティブ感情を大きくしているのです。
その自分で勝手に大きくしてしまった負の感情に、
今度は自分自身が押し潰されそうになってしまいます。
自分で自分を小さくしてしまうなんて、
もったいないことです。
何も要らぬことを考えない時間。
ヨガの時間、
今の自分の体や呼吸を整えることだけに集中し、
自分のバランスのとれるところ、
中心軸を探していきます。
自分の軸を見つけたら、
ポージングをキープする間、
ただその自分の軸を見つめます。
様々なポーズで自分軸を探し続けるうちに、
無駄な思考がいつの間にかどこかへ。
良いも悪いも何もない無心の状態になれた時、一旦その問題を手放せているということです。
一旦手放す=自分の心が解放された状態、
になると、
今までの片寄った自分目線の思考から、
物事を多方面から見れる余裕が生まれます。
この余裕が大事です。
日常に戻るとまただんだん元に戻っていきますが、
あ~、また自分がブレてきたなと感じた時は、
静かな時間をつくり、
心に余裕のある安定した自分に戻していきます。
多方面から物事を見れる目、
そして少しの風でも揺るがない、
どっしりとした太い自分軸へと成長させていくように努力を続ける、
それがヨガの本来の目的です。
ヨガ愛好家である、
マドンナ、ミランダ・カー、ブリトニー・スピアーズ、ニコール・キッドマンなどや、
国内の沢山のアーティスト達。
バッシングが当たり前の日々の中で、
タフで安定した精神力をキープし、
自分という信念を持ち続けるために、
毎日ヨガを取り入れているのもわかる気がします。